介護士が自分の親を介護する場合

介護士として働いている人でも、介護はあくまでも仕事と考えている方が多いと思います。
しかし、年齢を重ねれば自分の親も年を取ることになり、親が年をとっていけば自分が親の介護をしなければいけない場合も多いのです。
自分自身が介護の経験を持っている場合、親の介護は難しくないと思いがちです。
それまでに培った介護の知識、技術があれば、介護は確かにしやすいでしょう。
しかし、働きながらの介護となると一筋縄ではいきません。
仕事で介護をし、自宅でも介護となると、心身ともに疲れ果ててしまいます。
しかも親の介護であれば、精神的にも辛くなってしまう場合も多いです。
そのため、仕事の時間帯を短くしてもらう、もしくはしばらく休職させてもらうといったことが不可欠になってきます。
仕事に行くというのは意外と気分転換にもなるものなので、できれば続けるのが良いかもしれませんが、体に無理をさせてまで働くのは賢い選択とは言えません。

両立が厳しいと判断した場合は、介護休業を申請するのが良いでしょう。
介護休業は3ヶ月程休むことができるため、施設を探したり、面倒を見てくれる事業所探したりといった生活を整える期間として使えます。
また、介護休業とは別に介護休暇という制度もあります。

ただし、3ヶ月以上期間がかかりそうな場合は、残念ですが仕事を辞めなければならない可能性もあります。
親の介護が原因で仕事を辞めることになったとしても、親の介護で勉強させてもらっている、と考えると少しは楽になるかもしれません。
仕事は生活が落ち着いてから探せば良いのです。
介護業界は人手不足なので、経験のある人であれば採用される可能性が高いです。
そのためにも、新しい技術や業界について調べておくなど、介護離職中にできることをしておくのが大切です。